yuranokaの日記

なんか書きます

不幸という嗜好品

人の不幸は蜜の味というけれど、自分の不幸こそ嗜好品という話。

すごく悲しい気持ちを自分でつくると、そのうちに危機に対処するように脳内ホルモンが分泌されてぶわあ!!と圧倒されるような多幸感が押し寄せてくる。ふわふわと気持ちのいい浮遊感にうっとりと浸る。これを何度も繰り返していた。小さな悲しみの種を見つけ出しては、その種火を大きくしようと懸命に吹子で空気を送るようにして膨らませて、気持ちを爆発させていた。

ある時これは依存症なのではないか?と思い、悲しみの芽に気づかないように心がけた。

種を種のままで終わらせるには無関心が一番である。

幸福は意志であり、不幸は病的な快楽の依存症だったという話。

(幸福は意志とはアランの幸福論の言葉で、浅学な私はTwitterでこの言葉を知りました😌)