yuranokaの日記

なんか書きます

悲劇と印象の絵画

世は全てこともなし。 本当か? それにしては世界には悲劇が多すぎないだろうか。 この世界が、現状が、正しいなんていえるだろうか? ただそれはやはり私の目があまりに近すぎるからかもしれない。 美術館で絵画を見る時、それは図録で見るのとはやはり違っ…

何もできない神様

もし神様みたいなのがいてなにもできないのにどうして人間はこんなにもこの存在を愛してくれるんだろうって、なんか自己肯定感低いこと思ってるかもしれない。 何もしてくれなくてもただ存在しているだけでそのことに救われる人がきっとたくさんいて、例えば…

不幸という嗜好品

人の不幸は蜜の味というけれど、自分の不幸こそ嗜好品という話。 すごく悲しい気持ちを自分でつくると、そのうちに危機に対処するように脳内ホルモンが分泌されてぶわあ!!と圧倒されるような多幸感が押し寄せてくる。ふわふわと気持ちのいい浮遊感にうっと…

わたしと彼との和解

お金にならない学問こそが偉いのだと思っていた。けれど今の研究者の様相はかなり悪くみえる。これは利潤のみを追求し、金にならない基礎研究を軽視する現代の資本主義社会がわるいと思っていた。けれどもこの国の所得がへり課税負担が増え未来に対する展望…

どら焼きとカステラ

あんまりお得ではないんだろうと薄々感じながらも、訳あり大容量お得の文字のおどるネット通販に惹かれてしまう。 ぼくは人形焼きがたべたいです。

努力

努力をしたい 努力をしたいんです。努力できる人が好きだから。努力して結果をだしたい。 でも、できないんです。 すぐに諦めてしまう。努力したい、がんばりたい。できる人になりたい。 努力して結果をだせば許される気がする。ぼくは許されたいんだ。

総合と分析

総合命題とか分析命題ってありますよね。 私のイメージです。 映画とは何かを考えたときに音声と映像に分けることができると思います。音声と映像というのは全く異なる分野で、音声は耳で感じることができる分野です。映像は光によって目で感じることができ…

マドレーヌとフィナンシェ

ぼくの人生は大体マドレーヌとフィナンシェで彩られている。 すなわち、信仰と金だ。 マドレーヌはフランスの焼き菓子で丸くてひまわりのような形をしている。その名前はあのマグダラのマリアのフランス名から来ている。 マドレーヌ寺院がなんの教会かという…

なぜ神が必要とされるのか

一言でいえば心の拠り所だ。 神が有能で信じることで現世利益的なものが手に入るからではない。 人がなにかを愛したいという欲求から要求されるのが神の存在なのだと思う。 人間を信じ愛すれば大抵は裏切られたり、失望したり、別れがあったり、悲しい思いを…

アナ雪2めちゃ良かった(ダイマ)

アナ雪、1より2が断然好き。人それぞれ感じ方は違うとは思うけど。‬前作のもう誰とも関わりたくない、1人で氷の城に閉じこもりたいという気持ちは確かに分かる。肉親すらとも関わりたくないときがある。 今作の自分が何者か分からず、旅に出ようとするエルサ…

霧が晴れる

やるべきことを思い出した。 専念すべきことを。 原因不明の憂鬱な気持ちは つまりそういうことだったのだ。

祈り

祈ることが美しいと思うようになった。 祈ることになんの意味があるのだろう? しかし、私は祈られたい。 カラマーゾフの兄弟という小説のなかでアレクセイという青年は教会に住んでいる。 彼はとても心の美しい青年だ。 純粋な存在。 彼の家族は自分たちの…

メイクする

化粧。 こんな、しちめんどくさいことがある意味ルールとなっているのがダルい。 なぜ訳もわからん液体やら粉やらクリームやら紅やらを顔に塗りつけなければいけないのか。 そんなにも私の素の顔というのは醜いのだろうか。 化粧を意味する言葉コスメはギリ…

正常と異常

先日、またひとつ歳を重ねた。 一般的にまだ人生の終わりが見える歳ではないが、数年前、10年には届かないものの近いだけを振り返るとなかなか落ち着かない数年感だったなと思う。 正常と異常なんて書いても、結局自分がどちらの側にたっているのかの自覚は…

フレーバー

最近フレーバーウォーターがやたらめったら増えましたね。 いままでジュースみたいな顔してた無果汁の清涼飲料水が着色料と香料をぶちこんだだけの砂糖水でしかなかったことが分かりやすくなったなーと思います。 でもなんとなく透明なだけでヘルシーにみえ…

心音

心音が嫌いだ。 自分の心音も嫌いであるし、他人の心音も嫌いである。 恋人の心音を聞くことで安心するという小説などの描写があるが、全く共感できない。 こう思うのはどうやら私だけではないようで、心音を嫌いだという人は他にもいるようである。 『母親…

女のからだについて

女の白い肌。細い首。高い声。黒い髪。 女というのはこわい。 女のからだのひとつひとつのおそろしいこと。 「幼い頃、女の静脈浮いた肌がこわく思えた。母の太ももは白く丸かったが幾筋にも分かれる血管の浮いたさまが恐ろしかった。この白く薄い肌の下には…

世界はクリーンになっている

世界はクリーンになっている。 (日本だけの話かもしれない) 20年ほど前と比べて驚くほど変わっていると感じることがある。少し昔の日本は喫煙者の存在はマジョリティだったが、今では非喫煙者の方がマジョリティのようだ。タバコの値段は上がり、副流煙の危…

信じられるものとは何か?

信じられるものとは何か? ‪『唯一の可能性』‬ ‪信じるということは難しいことだ。‬‪あなたは恋人を信じることができるか?‬‪家族を信じることができるか?‬‪自分を信じることができるか?‬‪特定の宗教をもたない私にとっては神を信じることも難しい。‬‪(そ…