yuranokaの日記

なんか書きます

悲劇と印象の絵画

世は全てこともなし。

 

本当か?

それにしては世界には悲劇が多すぎないだろうか。

この世界が、現状が、正しいなんていえるだろうか?

 

ただそれはやはり私の目があまりに近すぎるからかもしれない。

 

美術館で絵画を見る時、それは図録で見るのとはやはり違った体験になる。

想像以上にその筆致は荒くは見えないだろうか。

暴力的に殴り書きされたかのようなその筆書きは少し距離を置いてみると華やかなでぼんやりとした美しい絵に見える。

もっと距離さえとればこの景色は美しいのだろうか。

細かいところなんて見えない場所まで離れてしまえば世界は美しく華やかで明るいところに見えるのかもしれない。

鑑賞の仕方が間違っている。

 

ああ。